神奈川県横浜市中区の会社員がこのほど、中国人と日本人との偽装結婚の仲介を行った疑いで逮捕された。日本の警察が調査を進めるうち、さらに多くの容疑者が浮かび上がった。日本新華僑報網が報じた。
現地メディアの報道によると、神奈川県警察本部国際捜査課は20日、「電磁的公正証書原本不実記録および同供用」の疑いで、横浜市鶴見区番場1丁目のタクシー運転手を逮捕、同市都築区池辺町の別のタクシー運転手を再逮捕した。再逮捕された運転手は、電磁的公正証書原本不実記録供用罪ですでに起訴されている。鶴見区内で偽装結婚仲介事件に絡み逮捕された容疑者はこれで20人に達した。
今回、逮捕および再逮捕された2人の容疑者は、日本人の男性と無職の中国人の女(33)を偽装結婚させようとして、昨年10年7月に川崎市幸区に虚偽の婚姻届を提出したという。この中国人の女は、偽装結婚の疑いで起訴済み。
国際捜査課によると、鶴見区のタクシー運転手は「偽装結婚とは知らなかった」と容疑を否認。都筑区の容疑者は容疑を全面的に認めているという。
「人民網日本語版」2011年7月22日