同観光局によると、「放射線は大人よりも子どもに対する影響が大きい」というメディアの報道を受け、子女の日本留学を反対する中国人家庭が多いという。20日、「関西広域連合」は北京でも中国の観光関連団体との交流会を開いた。交流会で同連合は中国人の不安を解消するため安全情報に関する宣伝資料を配った。
中日友好協会の関係者は「現在の状況はあまりよくないが、日本の魅力は損なわれていない。多くの若者が日本に行きたがっている」と語る。
同連合は今年5月、日本での就職を希望する学生30人を集め、大阪や京都などの関西地域の企業を視察。日本に行く前、ほとんどの両親が反対したという。中国に帰国後、学生らは「また日本に行きたい」と日本への興味を示した。
大手中国旅行会社の在日駐在員は「関西の治安はとてもよく、(中国からの)距離も遠くない。家族旅行に最適の場所です。原発事故の影響がなくなれば、日本に観光に訪れる人は必ず増えるでしょう」と紹介する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月25日