大連阿爾浜サッカークラブの李明総経理はこのほど、巨額投資して日本で土地を購入し、トレーニングセンターと国際サッカースクールを開設することを明らかにした。このニュースが日本で報道されるや、日本のネットユーザーから多くの「反対」の声が上がっている。環球網が伝えた。
元中国代表の大連阿爾浜サッカークラブの李明総経理はこのほど、1億5000万元で千葉県にある20万平米の土地を買収し、トレーニングセンターと国際サッカースクールを開設すると明かした。海外にトレーニングセンターをもつサッカークラブは国内で初めて。
日本のヤフーニュースが20日、このニュースを掲載すると、日本のネットユーザーの間で論議を呼んだ。700近いコメントのほとんどが「訳がわからない」といった内容で、中国はあんなに土地が広いのに、どうしてわざわざ日本の土地を買収してトレーニングセンターをつくるのか意味不明という意見が多数だった。「日本は狭い島国で、中国の一つの省の面積しかないのに、なぜ中国企業は中国ではなく、日本で土地を買うのか?サッカーの発展は地域に関係ない。トレーニングセンターを日本に建てても、中国人が日本の土地でいい選手を育てられるはずがない」といった反対意見のほかに、「中国のサッカークラブのやり方に賛成。スポーツは交流が大切。日中はアジアのサッカーのレベル向上のために共に努力するべき」といったコメントや、「中国のクラブが日本にトレーニングセンターを設立するのはいいことだが、外国人監督ではなく、中国人監督を雇うのなら意味がない。日本でサッカー留学をすれば、日本の青少年の礼儀正しさや辛抱強さを学ぶことができる。日本人監督なら交流も増進される」という前向きなコメントもみられた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月24日