衆議院議員、全国旅行業協会(ANTA)会長の二階俊博氏の一行が、瓊海市の博鰲(ボアオ)を8月2日正午に訪れ、博鰲アジアフォーラム永久会場、博鰲禅寺、蓮花館等を参観し、風光明媚な博鰲の魅力を満喫した。人民網が報じた。
2003年4月、当時運輸大臣であった二階氏は、中国を離れて二千年間の時を経た大賀ハスを博鰲に植えた。二階氏は2011年8月2日正午に博鰲を再度訪れ、自らの手でまいた「長寿花」を観賞した。二階氏が生物の先生から聞いた話によると、日本の有名な植物学者の大賀一郎氏は1950年代に、東京大学のグラウンドの地中に埋まっていた舟から3粒の種子を発掘した。これらの3粒の種子は慎重な栽培をへて、驚くべきことに開花に成功した。これこそが世界的にその名を知らしめた大賀ハスであった。
「私の願望は、大賀ハスを中国に戻すことだよ」という生物の先生の言葉に、二階氏は影響された。大賀ハスを中国に戻すため、二階氏は奔走した。2003年、「中日平和友好条約」25周年の際に、大賀ハスは二千年間の時を経て故郷である中国に帰り、博鰲東方文化苑の蓮花館で根を下ろした。
2日午後、感無量の二階氏は大賀ハスをじっと見つめ、しばらく目をそらそうとしなかった。二階氏はそれから、「ハスと中日友好」、「ハスの世界」、「ハスと仏教」といった3つの文物展示館、デジタル化された「ハスの科学普及」知識展示館等の、ハスに関する全ての場所を参観した。
二階氏一行はまた、博鰲アジアフォーラム永久会場、博鰲禅寺等を参観し、風光明媚な博鰲の魅力にため息を漏らしていた。
「人民網日本語版」2011年8月3日
博鰲アジアフォーラム永久会場にて記念撮影 |