日本の大阪市の平松邦夫市長
「大阪市は日本の第2大都市圏の中核として、主体的に行動を起し、日本経済全体に新たな活力を注入しなければならない。」日本の大阪市の平松邦夫市長はこのほど重大な使命を負って、友好都市である深セン市に期待に満ちてやってきたという。第26回夏季大学生運動会や両国の交流などに関し、取材に応じた。
平松邦夫市長は、深セン市は影響力を持つユニバーシアードのカーニバルの成功に関わっていたと賛嘆すると同時に、もっと多くの深セン市民は投資や観光などを通じて大阪を訪問し、深セン市特有の活力を復興再建中の日本経済に刺激を与えてほしいと語った。
平松市長が昨年深センを訪問した際、許勤市長と共同で「友好協力交流覚書」に調印してから、大阪と深センの間の交流は絶えず発展してきた。今回、平松市長は深センの各企業と交流し、大阪の投資環境や開発適応しているプロジェクトなどを紹介した。
平松邦夫市長は、大阪出発前、非常に興奮し、期待してきたと語り、今回の訪問を通じて、夏季ユニバに参加する世界各国の選手やスタッフに「ありがとう!」と伝えたいと話した。東日本大震災の支援で受けた情熱や募金に感謝の意を表し、また関西地区に位置する大阪市は今回の大震災でほとんど影響を受けず、元気と活力を引き続き保っていると紹介した。
深セン市が今回、どのように夏季ユニバの機会を生かし、さらによりよく国際都市を建設していくかについて、平松邦夫市長は以下のように答えた。
「深センは十二五計画(第12次5カ年計画)で国際化し、先進的な都市を建設するという目標を掲げているが、重要なのは世界の優れた人材をひきつけることだと私は思う。深セン市には日系企業を含む多くの外資企業があり、大量に優秀な人材が集まっている。彼らが長期間深セン市に滞在し、楽しく生活して働くために、市民全体の教育レベルの向上や外国人が居住しやすい環境の提供は非常に大切だ。夏季ユニバの後、これからは深セン市は多くの体育館を利用して国際体育大会を行うだけではなく、最新施設として一般市民にも開放すべきだと思う。さらに市民がスポーツに対する関心を高められるようになる。そうすることで深セン市は『スポーツの関心が高い都市』として、国際社会に認知されるようになるだろう。」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月15日