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発信時間： 2011-09-16 14:43:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

6月に中糧集団が日本の食肉大手と共同で養豚事業に100億元を投じることが伝えられたのに続き、中国儲備糧管理総公司（中儲糧）も日本の丸紅株式会社、山東六和集団との合弁で配合飼料の大型工場を建設することがわかった。2015年までに、中国に数カ所の大型飼料工場を建設する計画だという。「経済観察網」が伝えた。

消息筋によると、中儲糧は丸紅株式会社、山東六和集団と配合飼料事業で提携することで合意した。3社は合弁会社を設立し、山東省や河南省などに工場を建設する計画。

中国国内の豚肉価格が高騰した今年6月、中糧集団は日本の食肉大手である三菱商事、伊藤ハム、米久と共同で100億元を投じて合弁会社を設立し、中国の養豚業と肉類加工業に進出することを決めた。中糧集団の関係者は6月23日、3社が肉製品と加工食品を主に扱う中糧集団の傘下に出資し、株式を33％ずつ取得することに同意したと発表。3社の共同出資で設立された投資会社MIYは合弁会社の33％の株式を取得、中糧集団は67％を取得する。

中国の国有食糧関連企業の2大大手である中糧集団と中儲糧は近年、国内の食品加工事業で競争を繰り広げ、シェアを拡大している。中糧集団と日本企業の提携は、国内の養豚業における外国企業との協力で最大規模となる。一方、丸紅との提携における中儲糧の出資額はまだ明らかになっていないが、消息筋の話では、丸紅と山東六和の実力から見て投資額は約100億元になると予想される。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2011年9月16日

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