ハーバード大教授:日本にはまだ米より優れた点がある

ハーバード大教授:日本にはまだ米より優れた点がある。 私が初めて日本を訪問した1958年、日本は非常に貧しかった。当時すでに一般の米国人家庭にはテレビや冷蔵庫があったが、日本人の家庭にはなかった。日本人は、彼らが貧しいのは戦争が間違っていたからだと言った。当時、中国人の多くが軍国主義が日本で再び台頭するとみていたが…

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発信時間: 2011-09-16 16:10:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

私は1958年に米国の大学の社会学博士号を取得した。「米国の家庭情況」というのが私の博士論文だ。

私がもうすぐ論文を書き終える時、ある教授が「米国社会を理解するためにも外国に行く必要がある。外国と比べないでは自分の国も書けない」と言った。その後、教授は私のために海外留学の奨学金を申請してくれ、「近代化はしているが、米国とは違う文化の国」を探すよう私に言った。

私は日本へ行き、そこで2年間過ごした。1年目は日本語を学び、2年目は日本の家庭を調査した。私はある小学校へ行き、学校に6つの家庭を紹介してもらった。私はその6つの家庭をそれぞれ訪ねた。彼らは私に非常によくしてくれた。ただ表面的にいいのではなく、心からのもてなしを受けた。私が彼らと知り合ったのは50年代末だが、今でも交友は続いている。彼らの子・孫と私の子・孫同士も友だちだ。

私が初めて日本を訪問した1958年、日本は非常に貧しかった。当時すでに一般の米国人家庭にはテレビや冷蔵庫があったが、日本人の家庭にはなかった。日本人は、彼らが貧しいのは戦争が間違っていたからだと言った。当時、中国人の多くが軍国主義が日本で再び台頭するとみていたが、戦後の日本人はもう戦争などしたくはなく、軍の指導者が彼らを欺き、本当の事を言わなかったと思っていた。

この経験は大きな反響を呼んだ、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という本を完成させるのに役立った。私はこれまで何度もどうしてこの本を書いたのか聞かれた。私は日本社会の様々な功績に感嘆している。例えば教育の普及に成功、社会の治安は非常によく、犯罪率は比較的低い。貧富の差は少なく、能力の高い官僚を輩出し、官僚の腐敗もそれほどない。会社内では非常によく協力し、団結力がある。製品の品質向上も速い。私が「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言うのは、日本経済が世界最大かつ最強というのではなく、米国人に日本がいかに成長したかを伝えたいためだ。

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