ハーバード大教授:日本にはまだ米より優れた点がある

ハーバード大教授:日本にはまだ米より優れた点がある。 私が初めて日本を訪問した1958年、日本は非常に貧しかった。当時すでに一般の米国人家庭にはテレビや冷蔵庫があったが、日本人の家庭にはなかった。日本人は、彼らが貧しいのは戦争が間違っていたからだと言った。当時、中国人の多くが軍国主義が日本で再び台頭するとみていたが…

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発信時間: 2011-09-16 16:10:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

バブル経済の崩壊により、日本は90年代以降経済の低迷が続いており、困難を抜け出す改革が待たれている。ただ我々は日本が成長する過程の価値ある点に目を向けるべきだ。例えば経済成長の質、教育、国民の資質は依然として高い。日本社会は米国よりも倹約型で、日本企業の多くは依然として非常に成功しており、多くの産業はまだ世界一を保っている。ハイテク分野の日本の輸出はまだ勢いがあり、日本の企業制度は従業員に安心感と向上心を与えることから、まだ完全に崩壊したわけではない。日本人は豊かだが贅沢ではない。米国人のように過剰な消費はしない。日本社会の公平と調和は以前ほどではないにしろ、米国よりは保たれている。特に企業の内部は比較的平等だ。

現在、中国の経済的な急成長が世界の注目を集めており、すでに日本を抜いてGDPで世界2位になった。中国は経済総量で日本を抜いたが、まだ日本が成長過程において「米国から学んだよくない点」ではなく、「米国より優れた点」に学ぶ必要がある。(文=ハーバード大学教授 エズラ・ボーゲル氏)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月16日

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