東京、秋葉原電気街の免税店で小型家電を購入した後、店員が親切にひとこと付け加えてくれた。「中国にお持ちかえって使用されるとき問題ありませんか?」この家電の電圧が110Vだったので、中国で使うには変圧器が必要だ。これに店員は気がつき、一言添えたのだった。この店が人気がある原因は中国人店員を採用しているだけでなく、積極的に中国人客の消費心理をわかろうと分析しているからだ。日本の法律に抵触しないかぎりで、中国人客のために営業規則やサービスマニュアルを作り、中国人観光客が自国で買い物をしているかのようにサービスしている。
これをみても、中国人を日本に呼び込むだけでは仕事は終わらない。もっと重要なのは次のサービスだ。これは日本の事業者が中国人の心を引き止めるために重要なセグメントといえる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年10月12日