中国社会と同じく日本でも有名大学に進学する女性が増えている。大学における女性比率は、東京大18%、慶応大32%、早稲田大34%に達している。そして中国社会と同じく日本でも高学歴の女性は「結婚難」に直面している。中日両国にはこうした共通の社会問題が存在するが、これを比較研究する例は少ない。日本新華僑報が28日、伝えた。
中国で高学歴の女性の「結婚難」を解決する糸口が見出せない中、日本の早稲田大学で学生らに人気の恋愛学を教える森川友義教授が「恋愛均衡説」を提唱した。
森川教授によると、恋愛とは、自分の恋愛価値、商品価値を基にした物々交換で、一般的には、価値が同じくらいの男女同士が恋人や夫婦になる。ところが有名大学出身の女性は、自分は学歴が高い、だから魅力がある、と勘違いしている。女性の魅力は学歴だけで決まるものではない。
こうした「恋愛」と商品社会の「物々交換」を同一視する観点は初め、時代に「逆行」した印象を抱く。多くの高学歴の女性は表面上はバカにするだろうが、よくよく考えてみると確かにそうである気がしてくるだろう。恋愛には空から着陸するプロセスが欠かせない。その違いは「ソフトランディング」するか、「ハードランディング」するかにある。それによって結果も変わってくる。