早大教授「売れ残る女性論」が中国女性に示唆するもの

早大教授「売れ残る女性論」が中国女性に示唆するもの。 中国社会と同じく日本でも有名大学に進学する女性が増えている。大学における女性比率は、東京大18%、慶応大32%、早稲田大34%に達している。そして中国社会と同じく日本でも高学歴の女性は「結婚難」に直面している。中日両国にはこうした共通の社会問題が存在するが、これを比較研究する例は少ない…

タグ: 大学 売れ残る 女性 結婚

発信時間: 2011-10-31 16:45:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

森川教授はまた、自分が投資できる資産は、時間、エネルギー、おカネの三つと指摘。高学歴の女性は、おカネはあっても、仕事が忙しくて、エネルギーと時間がない。毎日多忙な仕事を繰り返し、自分の感情や生活に構う暇がない。それなのに、おカネといい仕事があれば人より上だと思っている人がいまだにいて、待てば白馬の王子が現れる信じているが、事実はまったくそれとは逆。多くの売れ残る女性はおカネと仕事だけでは足りないのだと自分の生活を反省する必要がある。

森川教授の「売れ残る女性論」は中国社会で様々な反響を呼ぶかもしれない。中国の「売れ残る女性」の社会現象について、それはアンバランスな男女比による結果だとか、年下の女性だけが結婚対象という伝統的概念の影響だとか、現代社会の構造的変化、特に戸籍制度の変化による結果だといった声があるが、実際に女性の立場に立った研究はまだ少ない。

社会現象は一般的に社会の「病状」を反映している。いかに診察し、薬を出すか、医者によってまちまちだ。「売れ残る女性」の問題解決に向け、日本の教授の意見に耳を傾けてみるのもいいかもしれない。(文=蒋豊)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月31日

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