元サッカー日本代表監督の岡田武史氏のプロフィールが、中国サッカー・スーパーリーグの各クラブにファックスで送信された。これまでの監督推薦とは異なり、今回のファックスは中国サッカー協会が作成したものだ。南方日報が報じた。
情報によると、岡田氏の推薦は、国家体育総局の蔡振華副局長が日本サッカーを視察した際の成果であるという。岡田氏本人もまた、中国のサッカークラブで監督を務める意思を明らかにした。
中国サッカー協会の推薦状には、「岡田氏が中国で監督を務めれば、各クラブのレベル向上、日本の経験の吸収、日本メディアと企業の中国サッカーリーグに対する関心向上、中日間のサッカー交流の強化につながり、積極的な意義がある」と書かれていた。
岡田氏は理論派の典型的代表者とされ、その厳しい統率で有名だ。岡田氏は1956年生まれで、元サッカー選手。20年間のコーチ・監督経験がある。Jリーグ監督の他に、日本代表チームの監督を2度経験しており、昨年のワールドカップ南アフリカ大会では、日本チームをベスト16に導いた。
「人民網日本語版」 2011年11月24日