二、誤解を失くすには「話し合うこと」が最善の方法
在日華人画家・篆刻家である沈強氏の夫人・佐々木由美子さんは「日本と中国は歴史的にも文化的にもとても深い関係にあります。日本はこれまで様々なことを中国から学び、中国の影響を大きく受けてきました。だからこそ、今の日本があるのです。でも国が違えば、言葉や習慣も違います。結婚後の暮らしの中で、考え方や手段の相違といった面では2人とも大変苦労しました」と語っている。
生活拠点が日本であったため、日本の文化や習慣面で夫はとても努力していました。どんな場合でも率直に意見を言うこと、どんなことでも2人で話し合うこと、それが私達夫婦が最も大事にしていたルールです。話し合いの場面では、ケンカ風になってしまうときもあります。でも互いに思いやり、理解し合うために話し合うのです。これにより異なる国同士の人が近づくことになります。同じ国の人であれば、100%言葉が通じるし、習慣も理解してもらえます。しょっちゅう話し合う必要もないでしょう。でも異なる国同士の夫婦にとって、話し合いの場を多く設けることはとても大事なことなのです。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月12日
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