ニセ松坂牛事件:中国人旅行客、日本で「バカな金持ち」のレッテル

ニセ松坂牛事件:中国人旅行客、日本で「バカな金持ち」のレッテル。 日本の共同通信社によると、先月26日、日本の北海道石狩市にある焼肉店が普通の牛肉を高級食肉の「松阪牛」と偽り、中国人団体旅行客に提供したことがわかった。この焼肉店の長岡茂社長は、「販売していた牛肉の品質は松阪牛とほとんど変わらない。中国人旅行客には見分けがつかない…

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発信時間: 2011-12-13 10:13:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の共同通信社によると、先月26日、日本の北海道石狩市にある焼肉店が普通の牛肉を高級食肉の「松阪牛」と偽り、中国人団体旅行客に提供したことがわかった。ニセ松坂牛を販売していたのは焼肉店「茨户 Garden North Hills」。店内の松坂牛は中国人団体旅行客向けに準備していたという。「松坂牛」は実際には産地不明の普通の牛肉だった。

この焼肉店の長岡茂社長は、「販売していた牛肉の品質は松阪牛とほとんど変わらない。中国人旅行客には見分けがつかない。彼らに売っても問題ない」と話したという。さらに最悪なことに、このニセ牛肉は毎月数十皿が販売されていたが、日本人には売っていないことだ。

同店がニセ牛肉を中国人旅行客だけに売って、日本人には一切売らなかったことに憤りを覚えるが、中国人旅行客がなぜ「バカな金持ち」のレッテルを貼られたのか考えてみる必要がある。日本の関係当局の管理上の手落ちは指摘できるが、中国人旅行客がメンツを気にして大盤振る舞いしたのもぼられた重要な原因ではないだろうか。

近年、中国経済の発展にともない、日本に旅行に出かける人が増えている。日本の高級デパートやホテルで大金を使う旅行者も少なくなく、経営者らだけでなく、日本の各メディアも喜んで小躍りしている。日本の一部の悪徳経営者は中国人旅行客を「再認識」し、そこに「ビジネスチャンス」を見出した。彼らは中国人旅行客の消費の仕方が豪快で、メンツを気にして商品を見もせず財布を取り出すことに気づいた。ニセ松坂牛事件で、同店は中国人旅行客に4~5年間ニセ牛肉を販売していたが、一度も気づかれなかったという。

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