◆中日の民間交流に貢献
マンガの夢を叶えるため、肖氏は着実に前進している。肖氏は2013年4月に日本の語学学校を卒業すると、マンガ学校に進学し専門技術を学ぶ予定だ。その学費が高額であるため、 肖氏は2012年中に留学マンガを日本で出版し、学費に充てる。「海外留学で楽しもうと思えば、いくらお金があっても足りません。私の家庭は豊かな方ですが、両親は幼い頃から質素倹約を教えてきました。そのおかげで、日本に来てからも、自分を律することができています。ふだんは出来る限り節約し、毎月の生活費は切り詰めます」。
将来について、肖氏は長期的な計画を立てている。「マンガにより、留学の道のりで目にした出来事を記録します。私の作品が後輩たちの道しるべとなり、また中国と日本の民間交流に貢献できればと思います」。
日中の民間交流について、 肖氏は中国で有名な日本人留学生の、加藤嘉一氏の名をあげた。「加藤氏は私と年齢が近く、中国と日本の交流にプラスの影響をもたらしています。私も日本で同じ事を志していますが、私はマンガという大衆路線を歩みます」肖氏は、80年代生まれの留学生は、日中の交流でより積極的な効果を生み出せると述べた。
「人民網日本語版」2011年1月7日