米紙ニューヨークタイムズのEamonn Fingleton氏は、最近発表した記事で、世間では1989-2009年を日本にとって「失われた20年」といっているが、実際は、日本はこの期間、驚くような業績を上げているといっている。
◆日本人の平均寿命はこの20年で4.2年伸びている。
1989年の78.8歳から83歳となり、米国人より4.8年長い。
◆インターネットインフラの建設でも大きな進歩があった。
1990年代中盤、日本の遅れたインターネットは世界の物笑いの種だったが、今は追いつき上位に上がってきた。アカマイ・テクノロジーズ(Akamai Technologies)の最近の調査では、インターネット接続速度が速い世界50都市のうち、38都市が日本で、米国は3都市にすぎなかった。