日本のライブハウス、在日中国人のパラダイスに

日本のライブハウス、在日中国人のパラダイスに。

タグ: ライブイベント,ナイトライフ,ライブハウス

発信時間: 2012-01-13 14:30:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

劉子猫さんは言う。「中国にいたころ、ギターなんて弾けなかった。でも日本での生活が退屈だったから独学でギターを始めたの。何曲か弾けるようになった頃、誰かと遊びで演奏したくなった。それで気づいたんだけど、在日中国人の中には音楽の才能を持つ人が結構多い。ただ、みんな日本で勉強したりアルバイトしたりして生活に疲れていて、せいぜい時間があるときに一人で演奏する感じだった。でも、音楽好きが多い以上、どこかで集まって何かできないかと考えたの。そこでみんなに連絡して、2010年1月にライブハウスでイベント「心門」をやってみた。日本では、みんなが集まることはとても難しい。でも私は、どんな環境でも心がけ次第。みんなで一緒に心の門を開けば陽光が差してくれると考えた。陽の光のような心が、温かく美しい環境を作り出し、つまらない環境で生活している人を、活き活きと積極的な人に変えてくれるはずだと思ったの。ライブハウスでの演奏は、いわゆる音楽祭と比べればとても小さなものだけど、私たちは毎回同じようにこのイベントで楽しんでいるわ」。

ライブハウスの使用料は決して安くない。「普通のバーと違って、ライブハウスは高価な音楽機材と音響設備があるうえ、音響や照明の専門家がいる。一晩借りると10万円とか、それ以上かかる。それに最高の演奏効果を引き出すため、演奏前に様々なリハーサルをしてライブハウスの責任者と確認をする。チケットの収入でトントンになれば十分ね」と呉丹さんは説明する。

いまライブハウスとロックが、新しい在日中国人に影響を与え、彼らの時代に影響を与えている。それが華人の伝統的なライフスタイルを変え始めた。

「ライブハウスに行くことは、いまは新世代の中国人の間でメジャーではないけれど、時代が移り変わるにしたがって、徐々に多くの在日中国人が行くようになると思う」と呉丹さんは言う。「もっと実力を付けて、在日中国人専用のライブハウスを開いてみたい」。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月13日

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