ホンダジェット
ホンダ・エアクラフト・カンパニーの藤野道格社長は30日、中国とブラジルで今年から量産小型機「ホンダジェット」を販売することを明らかにした。
同社は欧米の発注を受け始めている。今後は販売地域を富裕層が増えている新興市場国に拡大する予定だ。
日本共同通信によると、藤野社長は中国市場について、「需要の成長スピードが想像を上回っており、すでに欧州を抜く勢い」と話した。すでに中国のクライアントから少なくない問い合わせがきており、同社は中国での販売を加速する計画だ。
ホンダ・エアクラフト・カンバニーは今年から米国でホンダジェットを量産、来年1号機を納品する予定だ。藤野社長は受注件数について明らかにしていないが、80機の年間生産量ですでに数年分の受注を受けているという。藤野社長の分析によると、商用ジェット機の国際市場は国際的な金融危機爆発後、2割以上縮小したが、徐々に回復しつつある。中小企業からの発注が比較的多く、65%は北米、35%は欧州からという。
「ホンダジェットは燃費と静音性にかなり優れている」と藤野社長は航空機事業での成功に自信を示す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月31日