台湾の女流作家、張暁風氏は以前このような話をしていた。「人々が集まってラグビーボールを奪い合っていたら、それはアメリカ人。人々が集まって我先にとお金を払っていたら、それは中国人。人々が集まってお風呂に入っていたら、それは日本人。」
このような話からお風呂が日本人にとっていかに重要かが分かる。銭湯は徐々に減りつつあるが、毎日お風呂に入る習慣は今も日本人の生活の一部となっている。日本のあるメディアによると、日本ではお風呂が第二のリビングルームになりつつあるという。一体どういうことなのか?
日本のある女性雑誌はこのほど「女性はお風呂で何をしているか?」という調査を行った。その回答は「歌を歌う」や「本を読む」、「テレビを見る」など、女性がお風呂ですることはリビングですることとほぼ同じだった。
日本企業もこのような習慣に目をつけ始めた。例えば、パナソニックはこのほど防水機能を備えたワイアレステレビを発売、そのほかにも多くの企業が浴室専用の娯楽製品を開発した。このように次々と開発される浴室用製品が日本人のお風呂生活を豊かにしている。都会では高級マンションにしか大きな浴槽はないが、普通のマンションでも少し改造すれば立派な浴室を持つことができる。浴室が日本人にとって第二のリビングになる日も近い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月22日