南京市、名古屋市との交流を停止

南京市、名古屋市との交流を停止。 南京市人民政府外事弁公室の報道官は21日夜、「河村たかし名古屋市長は南京大虐殺の史実を否定し、南京市民の感情をひどく傷つけた」とし、名古屋市との交流を停止することを発表した。中日両国の「ピンポン外交」の発祥地でもある名古屋市と南京市が友好都市関係を築いて34年が経つ…

タグ: 南京 名古屋 南京大虐殺

発信時間: 2012-02-22 11:16:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

南京市人民政府外事弁公室の報道官は21日夜、「河村たかし名古屋市長は南京大虐殺の史実を否定し、南京市民の感情をひどく傷つけた」とし、名古屋市との交流を停止することを発表した。

河村市長は20日、市役所を表敬訪問した南京市代表団と会談した際、「南京大虐殺はなかったのではないか」「犠牲となった人々は戦争時の正常な死亡に過ぎない」など史実を歪曲する発言をし、南京の各界から強く批判された。

南京市政府は21日夜、同市代表団が出した河村市長との会談内容を明らかにする厳正な声明を公表。「日本メディアは河村市長の発言を都合のよい部分だけ報道し、南京市代表団がすぐに示した反応を全面的かつ客観的に報道しなかった。その上、これをいい機会に大々的に報じたことに憤りを感じ、事実を知ってもらうためにすぐさま厳正な声明を出した」と主張した。

会談後、名古屋市市長室国際交流課の担当者は、「申し訳ない。市長の発言は個人のものであり、市を代表するものではない」と説明。名古屋市役所の関係責任者も以前、「河村市長はおかしな発言をよくするが、個人的な考えに過ぎない」と述べている。

中日両国の「ピンポン外交」の発祥地でもある名古屋市と南京市が友好都市関係を築いて34年が経つ。そのほか、2012年は中日国交正常化40周年にあたり、河村市長の発言は国内外に荒波を立てることになる。中国外交部が同日午後に厳格な態度を示したほか、多くの中国国民が連日にわたって怒りを示している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月22日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。