日本「家族と夕食」をとるサラリーマンが増えた訳

日本「家族と夕食」をとるサラリーマンが増えた訳。 日本人と言えば「仕事最優先」というイメージが人々の中に長くあった。特にビジネスマンは、夜遅くまで残業し、仕事が終わったら居酒屋でお酒を一杯引っかけて、家に帰れば深夜、という姿が日常的にあったようだ。だが、そうした状況が今は変わりつつある…

タグ: 日本 サラリーマン 家族 夕食 経済 震災

発信時間: 2012-04-27 14:16:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

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第3に、これほど日本人を変えたものと言えば、やはり昨年の大地震を挙げるべきだろう。災害時、お互いの存在が大きな支えになる。そして人々に家族の大切さを再認識させる。この度の地震で家族の絆というものが改めて見直され、家族と一緒に過ごす時間を増やそうとする人が多くなっていったのだ。2011年の世相を表す漢字として選ばれたのが「絆」であったことの理由が、この調査結果に現れていると思う。

今回の調査範囲は狭く、回答者もわずか3,000人であったため、日本全体の傾向を表しているわけではない。だが、長期的な政治不信、景気低迷、そしてこの度の大地震が、日本国民にこれまでの生活を見直すきっかけを与えてくれたことが見てとれる。家族と一緒に食事をする。それは疲労感やストレスを解消してくれるだけでなく、家庭の和やかな関係を創り出す促進剤にもなる。これこそが、地震からの復興や日本経済の復活における大いなる活力となるのではないだろうか?(蒋豊)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年4月27日

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