中日高級事務レベル海洋協議の初会合が15、16両日に浙江省杭州市で開かれ、中国側は易先良・外交部辺海(司)局副局長、日本側は山野内勘二・外務省アジア大洋州局参事官が首席代表を務めた。中国側は外交部、国防部、公安部、交通運輸部、農業部、国家エネルギー局、国家海洋局、日本側は内閣官房(総合海洋政策本部事務局)、外務省、文部科学省、水産庁、資源エネルギー庁、国土交通省、海上保安庁、環境省、防衛省などの各担当者が出席した。
双方は海上各方面の問題や海上協力について意見交換。中日高級事務レベル海洋協議の場を十分に活用して、海上問題について対話と交流を強化し、理解と相互信頼を深め、実務協力を推進し、摩擦を管理・コントロールし、問題を適切に処理する考えで一致したほか、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題についての立場も表明した。双方は次回会合を今年後半に日本で開催することで合意した。
「人民網日本語版」2012年5月17日