唐山の余震と日本の震災との関係
中国科学院の院士で国家地震局地質研究所の馬瑾研究員は、「今回、唐山で起こった地震と日本の震災とは関連がある。“応力場”の調整であり、唐山ではより大きな規模の地震が発生する可能性はない。」といっている。
また、日本と唐山は同じ地震帯ではなく、太平洋プレートとヨーロッパアジアプレートという別々のプレートに属している。だが、距離が近いために、日本の震災後、中国大陸の“ひずみ”に調整が働くことはありうる。例えば、4本の足の椅子の1本の足が折れれば、他の3本により大きな力がかかり、時間の経過とともに倒れやすく壊れやすくなるのと同じだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月29日