日本、中国周辺で外交攻勢 中国の脅威となるか?

日本、中国周辺で外交攻勢 中国の脅威となるか?。 日本在住の学者、庚欣氏は27日、「釣魚島の購入、各種軍事演習、外交包囲など日本の中国に対する動きは最近活発化し、いたるところで中国と争おうとする気配さえある。中国をアジア太平洋の悪竜に仕立て上げようとしている」と記者に話した…

タグ: 日本 フィリピン 太平洋諸島 南中国海

発信時間: 2012-05-29 10:55:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「今日の中国は自らが再び“中央王国”となったと思っているのか。世界中が中国にひざまずくべきなのか?」――。小池百合子元防衛相が「中国の領有権要求の膨張」をこう批判する中、日本はアジア太平洋で中国を念頭においた一連の外交攻勢を展開している。日本主導の下、日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議は26日、海洋における安全保障について初協議を行った。「政治目的」の太平洋諸島への多額の援助が疑われる中、野田佳彦首相は中国が「金銭外交」でこの地域における影響を拡大していることへの警戒を呼びかけた。日本の艦船3隻が28日、中国とにらみ合うフィリピンを「親善訪問」。日本はフィリピンに巡視船を援助する計画もある。南中国海問題について、「人ごとではない」と吹聴する日本のメディアは、中国とフィリピンの対立は釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題に対する警告でもある、日本は中国が慎重に事を運ぶよう促す必要があると報じている。

日本在住の学者、庚欣氏は27日、「釣魚島の購入、各種軍事演習、外交包囲など日本の中国に対する動きは最近活発化し、いたるところで中国と争おうとする気配さえある。中国をアジア太平洋の悪竜に仕立て上げようとしている」と「環球時報」の記者に話した。ただ、こうした小さな動きは日本が中国の大きな脅威になる力量がなく、中国を困らせることしかできないことを説明しているという。中日間には、具体的な島嶼争いと、地域の覇権争いという2つの固有の問題が存在する。両国にはいずれも世界の大国になる夢があるが、近年、互いがかなり異なる足跡を歩んでいる。中国は国力を拡大する一方、日本の衰退は明らかで、国内では政局が大混乱、大きな組織改革の局面を迎えている。日本は米国のアジア太平洋回帰に乗じ、米国の戦略に合わせて中国をけん制、海洋における中国の脅威を訴え、中国を「悪竜」に仕立て上げようとしている。これは日本の島国根性を反映している。ただ政治不信以外では、両国の経済協力は持続的に強化されており、日本の中国に対する経済依存は増していることから、真っ向から対立することはまずない。言ってみれば、日本はただ中国を困らせたいだけで、中国を真に脅かす力量はない。

 

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