資料写真:海上自衛隊の練習艦「かしま」
資料写真:海上自衛隊の練習艦「かしま」、「やまぎり」と「しまゆき」
日本の海上自衛隊の練習艦3隻が28日、フィリピンに到着、5日間にわたる親善訪問を行い、両国の海上部隊の関係を強化する。中央通信社が伝えた。
フィリピン海軍は25日、海上自衛隊の練習艦3隻、「かしま」と「しまゆき」、「まつゆき」が今月28日から6月1日までフィリピンを訪問するとの声明を発表した。
日本の艦船はフィリピンの艦船3隻に護衛され、第二次世界大戦の戦場となったコレヒドール島からマニラ湾に入り、寄航後、フィリピン海軍やマニラ市政府、その他政府部門と一連の親善活動を行う。
練習艦「かしま」は排水量4050トン、乗員360人、76mm単装速射砲1門と3連装短魚雷発射管2基を装備。「しまゆき」と「まつゆき」は排水量3050トン、乗員200人、76mm単装速射砲1門と近接防空用の 20mm機関砲2基、艦対艦ミサイル、艦対空ミサイル1基、アスロック対潜発射機1基、3連装短魚雷発射管 2基を装備している。
米国の攻撃型原子力潜水艦「ノースカロライナ」とインドの艦船2隻も先週、フィリピン・ルソン島中部のスービック湾に寄航。
フィリピン軍当局は、これら外国艦船の訪問について、中国との黄岩島(スカボロー礁)事件との関係性を否定している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月28日