東京を訪れた多くの中国からの観光ツアー団体は、ガイドの後についてざっと見学するだけで、帰国後に印象に残ることはほとんどなかった。滅多に日本に来られないのに、文化を体験できないのはとても残念である。
日本人と一緒に温泉に入ったり、現地の人と屋台で食べたり、温かい日本酒を飲んだり、風景を観賞したりすれば、日本のまた違う一面を感じることができるだろう。
東京の浅草は屋台が一番集まる場所で、お金を多く使わなくても旅行の疲れなどを少し癒すことができる。
東京の屋台には焼き物の煙があまりなく、それほどうるさくもない。訪れる客は近くの住民で、静かにおいしい料理を食べるだけだ。時には酔っ払いもいるが、すぐに友達に連れられてその場を離れる。
浅草では、小さい頃に中国の雑貨屋で見たような様々な壷などを見かけ、非常に懐かしかった。
浅草の雰囲気が好きだ。すべての細かいところから目新しさを感じることができ、普通の入口のシャッターにも江戸時代を感じさせる絵が描かれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月26日