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写真1:環境保護意識が中国でも高まってきている。テレビやネットにも自転車などのクリーンな交通手段を推進するコマーシャルが目立つようになった。
環境保護、クリーンエネルギー、リサイクルなどは、国土の小さな日本ではかなり成熟している分野だ。中でも富士ゼロックスの取り組みは突出してユニークだ。自社製品を回収し、100%近いリサイクルを実現している。この取り組みは富士ゼロックスが網羅するアジアオセアニア地域では3つの拠点で実施されている。日本市場は1995年から日本で、中国・日本を除くアジアオセアニア地域は2004年からタイで、そして広大な中国市場の設備回収・分類は蘇州にある富士施楽愛科製造(蘇州)有限公司(2008年設立)が行っている。「国際資源循環システム」という共通システムで3つの拠点で同じ方式が採用されている。
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富士ゼロックスはバリューチェーンとよばれる開発、製造、販売、回収など、この会社の製品が関連するすべての場面で「廃棄ゼロ」「汚染ゼロ」「不法投棄ゼロ」に取り組んでいる。
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富士施楽愛科製造(蘇州)有限公司では、年間回収した機器1万台、トナーカートリッジ50万個をリサイクル、リユースしている。原材料として90%、エネルギーとして再利用9.8%と99.8%を達成している。
(写真は富士ゼロックス提供)