レアアース発見 日本EEZ内で初

レアアース発見 日本EEZ内で初。

タグ: レアアース 日本 EEZ

発信時間: 2012-07-02 14:36:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本新聞網6月29日付の記事によると、東京大学の地球資源学研究チームは28日、日本の南鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ)の海底にレアアース(希土類)を大量に含む泥の大鉱床があることを発見した。レアアースの埋蔵量は約680万トンほどであると推定され、これは日本の年間消費量の220年分に相当する。日本の排他的経済水域(EEZ)でレアアースが発見されたのはこれが初めてである。

レアアースの大鉱床があるのは、南鳥島から300キロ地点の水深約5600メートルの海底で、1000平方キロに渡り広がっている。採掘と開発に関しては、未だ多くの問題が存在するという。

日本国内の海洋開発企業は今後、レアアースの開発・採掘技術の研究に注力する予定だ。大鉱床の泥の回収には、深海の油田開発技術を転用する方針で、海底に金属パイプを通し、ガスを送り込むことで比重を下げ、浮き上がらせて回収する方法を試みるという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月2日

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