外交部の定例記者会見で30日、洪磊報道官が質問に答えた。
--日本の玄葉光一郎外相は「釣魚島(日本名・尖閣諸島)に領有権問題は存在しない」との立場は変えずに、平和的方法による事態の収拾を図る方針を表明した。
日本が釣魚島問題で領有権争いの存在を認めないのは、自他ともに欺くものだ。日本の不法な釣魚島「購入」によって、中日両国の前の代の指導者間の重要な共通認識は打ち破られた。釣魚島情勢にはすでに根本的な変化が生じた。日本は釣魚島を占拠する幻想をこれ以上抱いてはならない。
日本は現実にしっかりと向き合い、釣魚島の領有権争いの存在を認め、過ちを正し、対話と交渉による係争解決の道に戻ってくるべきだ。われわれは日本が誠意を示し、実際の行動によって、現下の釣魚島係争の解決に向けてしかるべき努力をすることを希望する。
「人民網日本語版」2012年10月31日