◇新右翼の勃興で「平和」から遠のく日本
新右翼勢力の勃興に、世界各国のメディアが憂慮している。韓国の東亜日報は、日本の新右翼の勃興は、日本が極端なナショナリズムに転向し、平和憲法がなくなるか改正され、最悪の場合、日本が核兵器の追求を開始するのではないかと人々に懸念を抱かせていると伝える。米ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授は英フィナンシャル・タイムズ紙で、日本の政治は20年の低い経済成長を反映しており、若者がより偏狭になっていると指摘した。2000年以降、米国の大学に留学する日本人の数が50%以上減った。作家の麻生晴一郎氏も「今の日本の若者は海外に留学したがらず、日本が一番いいと思っている」と指摘する。こうした閉塞感がネット右翼を繁殖させる土壌を提供し、最も懸念される日本の社会問題の一つとなっている。
新右翼兴起让日本远离“和平”
对日本新右翼势力的兴起,许多国际媒体都表示担心。韩国《东亚日报》称,日本新右翼的崛起令人感到不安,担心日本会转向极端民族主义,并导致和平宪法被取消或修改,甚至日本开始追求核武装。对于日本新右翼的兴起,美国哈佛大学教授约瑟夫•奈在英国《金融时报》撰文称,日本政治反映出20年的低经济增长,并促使年轻人变得更加偏狭。自2000年以来,前往美国大学就读本科的日本人数下降了逾50%。日本作家麻生晴一郎也对记者称,现在的日本年轻人都不爱出国留学,只认为日本最好。正是这种闭塞的心态在某种程度上为网络右翼的繁衍提供土壤,这也是目前日本最为令人担心的社会问题之一。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月4日