安倍氏は「走馬灯」首相になるか 専門家が分析

安倍氏は「走馬灯」首相になるか 専門家が分析。

タグ: 安倍,自民党,改憲,アジア太平洋回帰,中日対訳

発信時間: 2012-12-20 13:57:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
 
資料写真:安倍晋三氏


 日本の再度の首相交代に注目が集まっている。安倍氏は6年前の中日関係改善を繰り返すだろうか。自民党政権はいかにして中日関係、日米関係を処理するだろうか。日本はいかにして「改憲」、「復興」等、一連の政治・経済問題を解決するだろうか。日本はどこに向かうだろうか。

安倍氏は首相就任後、自身の性格と外部環境からの制約に直面するだろう。安倍氏の政治的性格には、三つの特徴がある。一つ目は「気迫」だ。これは安倍氏の出身や経歴によるものだ。6年前の首相就任時の中国外遊、その後の辞職も、安倍氏の度胸を裏付けている。二つ目は「機転」だ。安倍氏は教条主義者ではなく、保守的色合いも現実を直視する視線を覆い隠していない。三つ目は「経験」だ。1948年の第2次吉田内閣以来、高い得票率による首相再任は64年ぶりとなる。

 安倍氏は6年前の中日関係改善を再現できない可能性がある。今日の日本の情勢と民意、中日の実力差と対立、米国の置かれている環境と戦略は、かつてと大きく異る。安倍氏に中日関係改善の意向があるとしても、内外の要因から制限を受け、実行に移すことが困難だ。しかし安倍氏が総選挙の中で見せた強硬姿勢を示す可能性も低い。中日関係の悪化は日本の情勢と民意に大きく背くものであり、米国も日本の危険な遊びに付き合うつもりはない。

安倍氏の政権運営には、多くの制約が存在する。まずは、日本の政治・社会で強まる保守化傾向だ。石原氏を代表者とする日本維新の会が54議席を占め、内閣不信任案および予算関連法案を単独提出する実力を持ったが、これにより安倍氏に対する圧力が強化される。しかも安倍氏はそもそも保守派の代表人物であり、日本の右傾化を促す可能性がある。あるいは日本を実務的な方向に導くため、保守派を説得し抱き込む可能性もある。 

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