問題においてずる賢く立ち回ることこそが、本当の「自虐」だ。日本が誤った歴史観を固守したまま「普通の国」の列に加わり、アジア諸国の寛大な許しと尊重を得ることは永遠に不可能だ。
日本メディアの分析によると、歴史問題における安倍内閣の姿勢軟化には、中韓など隣国との関係を緩和する狙いがある。そして関係緩和は協力の強化によって経済の苦境を脱し、来年7月の参院選で勝利するためなのだ。なんと緻密な計算か!ただ、この計算者は一点忘れている。日本の隣国は尊厳ある国家であり、原則的問題を取引材料にすることはなく、過去も、現在も、将来も、日本の操り人形になることはあり得ないのだ。