日本の南極観測船、氷厚く前進できず接岸断念

日本の南極観測船、氷厚く前進できず接岸断念。 日本の第54次南極観測隊(隊長:渡辺研太郎)に必要物資を輸送するため、昭和基地付近に接岸しようとしていた科学観測船「しらせ」は厚さ6メートルの氷に阻まれ、前進できなくなった。現地時間8日午前、南極観測船「しらせ」は昭和基地から21キロ付近を氷を割りながら進んでいたが、接岸の見込みがなくなった…

タグ: しらせ 南極 観測船 雪上車 昭和基地

発信時間: 2013-01-09 09:39:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:日本の南極観測船「しらせ」

共同通信によれば、日本の第54次南極観測隊(隊長:渡辺研太郎)に必要物資を輸送するため、昭和基地付近に接岸しようとしていた科学観測船「しらせ」は厚さ6メートルの氷に阻まれ、前進できなくなった。現地時間8日午前、南極観測船「しらせ」は昭和基地から21キロ付近を氷を割りながら進んでいたが、接岸の見込みがなくなった。今回接岸できなければ、初代「しらせ」(1983年-2008年航行)以来、2年連続で昭和基地に到達できないことになる。

基地付近の氷層の表面は溶け出しており、雪上車では進めない。現在、物資の輸送は「しらせ」に搭載されていたヘリコプター1機のみである。このまま接岸できなければ、科学実験計画にも大きな影響が出る。ヘリコプターが故障すれば、隊員たちの長期生活に必要な機材、食糧、燃料などにも問題が出るだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月9日

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