関西地域のある経済学教授は「日本の自動車や電子製品は中国という巨大市場を非常に必要としている。中国工場を東南アジアに移転し、中国への依存を減らすという議論があるが、13億という巨大な消費市場を抱える中国は日本企業にとって非常に重要だ。どんなに多くの良い製品を生産しても売れなければ赤字になる。
日本が中国という市場を重視しなければ、欧州や米国が中国市場を山分けし、日本はチャンスを失う。中国市場は今後10~30年の間は最も魅力のある市場だ。先見のある政治家なら中国を敵に回すのではなく、中国と仲良くするべきだ」と指摘する。