韓国聯合通訊社(韓聯社)は5日、2012年に韓国を訪れた中国大陸、台湾、香港の観光客が計374万5千万人に上り、昨年、韓国を訪れた日本人観光客の計351万9千人を初めて抜いたことを明らかにした。内訳は、中国大陸部の観光客は前年同期比27.8%増で283万7千万人、台湾は前年同期比28%増の54万8千人、香港は前年同期比28.2%増の36万人だった。「国際在線」が伝えた。
一方、日本人観光客の比率は、2006年の38%、2009年の39.1%増以降は減少し続けており、2011年は33.6%、2012年は31.6%に減少した。とくに、円安と韓日外交摩擦などが原因となり、昨年第四四半期(10?12月)の日本人観光客は前年同期比の21%にまで減少した。中国人と日本人観光客の差は今後もさらに開いて行くことになるだろう。
韓国観光公社(韓国旅行発展局)の予測では、今年の中国人観光客は前年同期比で16.2%増の435万人に達し、日本人観光客は前年同期比11.6%増で393万人となる見込みだ。
「人民網日本語版」2013年2月6日