中国国家安全フォーラムは、日本政治の右傾化および軍事の海外拡張について、次のように指摘した。
嘘に包まれた第2次安倍内閣
=糜振玉・軍事科学院元副院長
日本は今年1月22日、安倍首相の親書を携えた特使を中国に派遣した。習近平総書記は日本の特使と会談し、親書を受け取ることで、中国側の日本に対する善意を示した。しかしその後、安倍首相は中国に背を向け、中国への強硬な姿勢を示した。安倍首相は平和的な協議を求めているが、釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題に関する協議を拒んでいる。それならば、平和的協議を開く必要があるというのだろうか。安倍内閣は2月5日に「火器管制レーダー照射」という茶番劇を画策したが、これは問題を引き起こすことで「中国の脅威」を喧伝し、安倍首相の訪米時に平和憲法の改正・自衛隊の国防軍への格上げ・集団的自衛権の解禁に対する米国の同意を得ることを目的とするものだ。安倍首相の言行は、平和的協議に対する偽りの姿勢を示している。
日米の中国抑制は危険な駆け引き