フランス・シャラント県の地方紙『La Charente Libre』27日付の報道によると、フランス産のコニャックから基準値を超えるフタル酸ジメチル(可塑剤の一種で、人体の生殖・免疫・消化機能に害を与える可能性が指摘されている)が検出され、コニャックを積んだコンテナが深セン市の港湾で足止めされている。中国では2012年に白酒から基準値を超える可塑剤が検出された事件を受け、より厳しい基準を設けている。基準値を超える可塑剤が検出されたブランドの関連商品については、既に中国での販売を中止している。フランスが中国向けに輸出しているコニャックは、毎年約4000万本に上り、現在、フランスでは可塑剤の使用量を減らす研究に力を入れている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月1日