資料写真:放射能漏れが続いている米ワシントン州の核廃棄物処理場
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日本が海外に核廃棄物処理場を作るのではという噂が、ここ数年注目を集めている。
報道によれば、2012年年初までに日本の核廃棄物貯蔵量は1万4100トンに至り、国内施設の余裕も残りわずかになっている。日本は海外で核廃棄物処分場を建設するという企てを手放さずにいる。
2011年5月9日、毎日新聞の報道によれば、日本と米国はすでに秘密裏にモンゴルで世界初となる国際核廃棄物処分場の計画を進めているという。交換条件として、日本と米国はモンゴルに核技術支援を提供するという。
日本の民間人がモンゴルで調査をしたところ、中国の西北700キロにあるバヤンタル村ウラン廃坑が核廃棄物処分場として適切とされている。理由は、もともとウラン鉱山だったので、放射性物質の処理にすでに規則がある、モンゴルの首都ウランバートルから距離がある、周辺は少数民族の部落で反対運動がおこりにくいなどがあげられる。モンゴルの国会ではすでに調査予算が可決されている。
安倍首相は来月モンゴルを訪問する予定だが、これが議題に上るかどうかが注目点となりそうだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月20日