日本の安倍晋三首相は今月2日、韓国誌「月刊朝鮮」との単独インタビューで、歴史問題に関する新談話「安倍談話」を2015年に発表する考えを示した。さらに、「日本は核兵器を保有しない。独島(日本名・竹島)問題で武力を使用しない」と述べた。
日本の産経新聞は18日、日本の元首相が1995年に発表した歴史問題に関する談話について、安倍首相は「戦後70年になれば70年目の談話を出さなければならない」とし、2015年に歴史問題に関する「安倍談話」を発表する考えを明らかにした。
日韓の間で争う独島問題について、安倍首相は、「関連法に従い冷静な対応措置をとる。同問題で武力を使用することはない」と強調。慰安婦問題に関しては、「専門家や歴史家に意見を聞く」とだけ答えた。
安倍首相は就任後、平和憲法改正や集団的自衛権の行使を公開の場で発言し、周辺国に警戒されている点について、「韓国を含む大多数の国家が採用している安全保障体制と同じようにするものだ。私の主張が『極右』なら、世界のどの国家も極右国家となる」と強調した。
韓国紙「朝鮮日報」によると、安倍首相はインタビューで、「日本は核不拡散条約を批准した国で、この体制下で日本は核兵器を保有することはない」と指摘。「朝鮮に必ず核兵器を放棄させるべく日本は米国、韓国と協力する。日米同盟の強化が朝鮮の核兵器に対する抑止力を高めると確信する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月19日