「3•11東日本大震災」から2年がたった。日本の主な株価指標は震災前水準に戻っただけでなく、ここ4年半ぶりの最高値を付けた。日本は長期的なデフレの中で自然災害に見舞われたことで経済回復を深刻に妨げられた。段階的原発使用の再開、為替介入、経済刺激策、積極的な自由貿易協定にむけた交渉参画などで復活を遂げようとしている。
大規模な資本投下が早まる衰退をぼやけさせる
巨大な自然災害で妨害されたものの、日本の政府主導の経済回復策は次第にその効果を表し始めている。数十兆円の復興再建基金が継続的に投下され、流動性の供給により、日本の復興再建の道に明るさが見え始めた。8日、日本政府が発表した最新データによれば、昨年第4四半期の日本経済の成長率はプラス0.2%で、予測値を上回った。国内総生産(GDP)は変わらず、これも予測よりもよかった。
日本の安倍晋三首相は、11日、東日本大震災から2周年を記念した寄稿で「「(日本の)東北に春が来ない限り日本に本当の春はやって来ない。(中略)必ずや復興を加速させていく。」といっている。
為替介入でデフレ抑止