総務省が最近発表した2012年家計調査によれば、妻の月收は同期比で11%増加し、ここ50年来最高を記録している。夫の收入の上げ幅がたった0.2%を考えても、日本人女性の家庭生活の果たす重要な役割がこのことからもわかる。
経済的にすでに独立して、日本人女性は自然ともう以前のようには夫に傅き何でもうことを聞きたいとは思わなくなっている。専業主婦の生活は1日中夫と子供に振り回され、生活の細かいことをしなければならないだけでなく、職場でのつきあいで世界が開けることもない。しかも財源を失うということは、完全に夫に依存しなければならず、すべてを従順に受け入れなければならないことを意味する。収入があって意志が強い日本人女性が無条件にすべてを受けいれるわけがない。
どのような社会であっても、長く続いた習わしを変えるのは決してたやすいことではない。男性中心社会の日本でも同じだ。妻が仕事をするか、それとも家庭に帰るのかは、日本人男性が自分を中心に考えていることだ。だが、結婚生活で最も大事なのは、お互いに理解し、許容しあうことで、日本の夫たちがこの点を理解しないなら、最終的には愛する妻と別れるしかなくなるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月20日