報道によると、この排水溝は車道とガードレールを隔てた歩道下を通っている。2013年1月から2月にかけて、東京農工大学の渡辺泉准教授率いる研究チームが汚水のサンプル調査を行ったところ、153ミリグラムの六価クロムが見つかった。環境基準の1リットルあたり0.05ミリグラムの3000倍に相当する。
排水溝には網状の金属カバーがついており、住民が汚水に直接触れることはないが、研究チームは汚水が誤って体内に入り、深刻な事態になることを懸念している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月28日