中川幸司:無錫に荒川は流れるのか

中川幸司:無錫に荒川は流れるのか。 僕のパーソナルブログでも書きましたが、先日東京の谷中という場所にある催し物に行って参りました(http://kozi.jp/blog/?eid=352)。こちらに、「エボナイト」という素材を使った文房具(高級万年筆)のメーカーが出展されていました…

タグ: 無錫 中小企業 イノベーション 政策

発信時間: 2013-04-08 13:41:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

みなさんこんにちは!4月に入り、日本は本格的に春の陽気になってまいりました。まだ寒い日もありますが、昼間はとっても暖かい気温となる日も多くなりました。この一週間では、中国の主に上海においてH7N9型鳥インフルエンザ感染者が増加しているというニュースがとびこんできました。5日付けのWHOの発表によれば「感染拡大の可能性は低い」ということですが、今回のウィルスの実態について完全解明はなされていませんので、引き続き今後の状況が心配でありますね。

僕も上海を含め今週来週は中国のいくつかの地域に行きます、これまでの数年間で中国内の鳥インフルエンザの発生(流行)は何回かありましたので、今回の中国政府の対応、WHOの対応をみていまして一般市民としては「まぁ大丈夫だろう」という感覚はありますが、少しでも感染リスクをさげるように注意を払っておきたいとおもいます。

僕のパーソナルブログでも書きましたが、先日東京の谷中という場所にある催し物に行って参りました(http://kozi.jp/blog/?eid=352)。こちらに、「エボナイト」という素材を使った文房具(高級万年筆)のメーカーが出展されていました。「エボナイト」を文房具に利用するというのは世界でも珍しく、素材や技術の希少性が高いものでありまして、これから世界に展開していくことも視野にできるのだろうと思います。中国市場においても富裕層・新中産階級を中心に、生活レベル向上とともに高級万年筆の文化が広がって来ましたので、今後中国でのエボナイト文房具が都市部高級百貨店で並ぶかもしれません(^^)。

このエボナイトメーカーさんのように、日本のいわゆる「下町」においては、多種多様で、また非常に希少で価値のある技術を持つ中小企業さんが多くみられます。そしてどこも、戦前・戦争直後創業のように長い歴史をもっております。これらの中小企業さんの技術力を如何に世界に発信するのかということは、日本の国家政策の課題でありますね。

中川コージのブログ『情熱的な羅針盤』
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