写真:1月28日、中国の中日友好協会の招待を受け、日本の村山富市元首相(右端)、日本の日中友好協会の会長で自民党の加藤紘一元幹事長(左端)が北京に到着し、4日間の日程で中国を訪問した。
日本共同通信社の報道によると、自民党の加藤紘一元幹事長は25日、山形県鶴岡市内で開かれた後援会の集会で、政界を引退する意向を正式に表明、三女の鮎子氏を後継に指名した。
加藤氏は「政治活動は続けるが、選挙には出ない」と明言、今後は議員の立場を離れて、日中関係などの課題に取り組む意向を示した。
外務省時代は、アジア大洋州局中国課の事務官を勤めた加藤氏は、1972年に国会議員に初当選。防衛庁長官や官房長官、自民党の政調会長などの要職を歴任。1990年代には、小泉純一郎元首相、山崎拓元自民党副総裁と共に、三人の苗字の頭文字から「YKK」と呼ばれる盟友関係を結び、竹下派支配に対抗する勢力として注目を集めた。
現在、日中友好協会の会長を務める加藤氏は1月28日、中日関係友好協会の招待を受け、元首相で日中友好協会の名誉顧問である村山富市氏と共に中国を訪問した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月26日