韓国の民衆が25日、在韓国日本大使館前に集まって安倍首相の顔写真をつけた人形を燃やし、安倍首相の参拝を支持する発言に抗議した。
中国と韓国は25日も引き続き、靖国神社の参拝を支持し、侵略の歴史を否定する安倍首相の発言を批判した。韓国の金奎顕第1外務次官は同日、別所浩郎駐韓大使に抗議した。ソウル市立大学の鄭在貞教授は、安倍首相による侵略の歴史を否定する発言は一時の思い付きではなく、綿密に計画されたものだと見ている。韓国紙「京郷新聞」は同日、「国際社会は日本のナチス化に黙っていてはいけない。安倍首相が促進する日本の右傾化は周辺国との関係に影響するだけでなく、国際社会の歴史観にも挑んでいる」とする社説を掲載した。
米誌「フォーリン・ポリシー」は、安倍内閣の「雄牛の前で赤旗を振る」行為は誤った時期の誤った決定だとし、「一部の閣僚が靖国神社を参拝するという決定は極めてまずい考えである。オバマ大統領は安倍首相に、自分が見ている中で靖国神社を二度と参拝しないように言うべきだ」と主張した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年4月26日