安倍晋三首相の今回のロシア訪問に関して、政治・経済面の協力のほか、その「飲食」にも注目が集まっている。安倍首相は4月30日の宴席で、寿命を延ばすためにロシアの人たちに本場の日本食を食べてもらいたいと話した。その前日、プーチン大統領は安倍首相に意味ありげな「百年古酒」を贈った。
横井裕外務報道官は29日、モスクワで行った記者会見で、安倍首相が訪問中にプーチン大統領にスキーウェアとスキー板を贈り、そのお返しにプーチン大統領は安倍首相に1855年産のワインを贈ったと明らかにした。
1855年は日露関係にとって重要な年であり、両国はこの年に国交を樹立し、日露和親条約を締結した。ところが条約は、「日本が択捉島、色丹島、国後島の3島を保有する」という「敏感」な内容も明記している。今はこれらの島に加えて歯舞群島もロシアが実効支配し、日本は半世紀にわたって返還を求めてきたが成果を上げられていない。これも日露間にとって厄介な問題となっている。そのため、プーチン大統領が贈ったこの古酒がなんらかの意味を含むかどうかは、日本側を悩ませることになるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月2日