官僚と国会議員による靖国神社の集団参拝は国内外から強く批判されたというのに、稲田朋美行政改革担当相は靖国を参拝した。参拝した閣僚はこれで4人目となる。
海外メディアも日本の正義に反する行為を批判した。英紙「フィナンシャル・タイムズ」は社説の中で、「安倍氏は悪魔のような国粋主義を隠しているが、仮面を外し正体を現すのは時間の問題だ。安倍氏の修正主義(右傾化路線)は経済成長を妨げることになる」と指摘した。
そのほか、自民党は28日の参議院山口県選挙区補欠選挙で圧倒的勝利を収めた。今回の補欠選挙は、今年7月に行われる参議院選挙の前哨戦と位置づけることができる。今回の選挙で大勝した自民党が参議院選挙でも大勝すれば、安倍首相は憲法改正を加速させるとも見られている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月3日