宮本氏の協力により、本コンクールは2008年から「日本大使賞」を設定。宮本氏は過去2回、日本大使館にて受賞学生への授与式を行えるよう取り計らうなど、コンクール開催を強く支援してきた。また、段躍中氏が行っている交流活動にも強い関心を示しており、中でも、日本で「漢語角」(中国語コーナー)と中国で「日語角」(日本語コーナー)を普及させる活動を評価し、「中国で日語角を広めようという考えは大変素晴らしく、多くの人がより協力することを期待したい」と述べた。
中国人の日本語作文コンクールを更に充実させるため、日本僑報社は昨年第8回から宮本氏に正式な「コンクール顧問」への就任を依頼。宮本氏はそれを承諾し、多くの日本語作文コンクール参加者が努力を続け、日中友好の懸け橋となる人材になっていくことを希望していると述べた。
岩楯嘉之NPO日中交流支援機構事務局長らも今回の会見に同席した。
宮本元大使と題字。岩楯嘉之撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月17日