中国専門家 日本のスパイ船を分析

中国専門家 日本のスパイ船を分析。

タグ: 日本 スパイ船 ひびき型音響測定艦

発信時間: 2013-06-05 15:56:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

资料图:日本效仿美国海军音响测定舰建造的“响”级音响测量船

写真:日本が米海軍の音響測定艦を模倣して建造した、ひびき型音響測定艦

 

日本メディアはこのほど、いわゆる接続水域で中国籍と思われる潜水艦が潜航しているのを発見したと、喧伝を繰り返している。日本メディアはまた、中国海軍が16日に1隻の水面艦艇を派遣し、久米島西部の海域でひびき型音響測定艦の後方7キロから長時間の追跡を実施したと伝えた。軍事専門家の徐光裕氏は北京電視台の番組「軍情解碼」のインタビューに応じた際に、「これは日本側の一方的な情報であり、中国の公式な裏付けを得ていない。日本のひびき型音響測定艦はスパイ船と呼ばれ、一般的には平時に偵察任務を遂行し、戦時に備えている」と指摘した。

スパイ船・ひびき 大量のデータを収集可能

徐氏は、「ひびきはその名称から測定艦であることが分かるが、主に音響を測定する。つまり水中の潜水艦のスクリューおよびエンジンの音を追跡し、方向と距離を測定し、識別することが可能だ。また海底の反響音に対して偵察を行える。これには、波や潮の流れ、海流、海底の小地震が引き起こすさまざまな雑音が含まれる。これはバックグラウンドと呼ばれ、その音響は非常に重要だ。これは潜水艦の音響とバックグラウンドの音響が交差すると、識別が困難になるためだ。ある手段を講じこれを分離し、最初のデータを収集してから、衛星通信を通じてデータセンターに送り、整理・識別を行いデータバンクに保存する。こうして大量のデータが蓄積される」と説明した。

音響測定艦は敵の異なる潜水艦の大量のデータ、潜水艦の異なる地点における海洋バックグラウンドのデータを蓄積できる。この2つのデータの蓄積によりデータバンクを形成し、戦時にそのデータをソフトに組み入れる。こうすることで、データにある音響が発見された場合、それがどの潜水艦で、どの国家に所属するかを直ちに識別できる。ひびきが「スパイ船」と呼ばれるのはそのためで、平時は偵察を行い、戦時の備えをしている。

 

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