公務員は条文通り業務に携わり、条件を満たせばすぐ処理する。上司の知り合いでも熱心に対応するが、条件を満たさなければ処理されない。条文通りにできないことは誰の言葉でも役に立たない。規定通りにできることをずるずる引き延ばせば、区民は区長や区民委員会、区議会に訴えることができる。一般区民の誰でも区長に面会でき、区長が忙しく接待できなければ最低でも区長の秘書に面会できる。
区民の接待に公務員は応じないし、賄賂を求めることなどない。日本人は一生働いて定年退職の際に巨額の退職金が手に入る。ある公務員は「少しのおカネのために1千万~2千万の退職金を失う必要はない」と記者に話した。またある公務員は、10万円の礼金を受け取ったため、上司から辞職を勧められたという。そのため日本では公務員に贈り物をするのは非常に困難なことで、大抵は誰も受け取ってくれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月14日